ハッピーキャンパスライフ

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阪神タイガース 2019年度シーズン 前半戦振り返り

2018年度、最下位に沈んだ阪神タイガース

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最下位になるのは17年ぶりだそうですね... もっとなってると思ってた...

 

昨年は天候の影響で試合がずれ込み、疲れもたまるシーズン終盤に過密スケジュールで試合を行っていかなければいけなかったり、なにより好調だったショート北条のケガなどが響き前半2位と善戦したにもかかわらず失速して最下位に沈んでしまいました。

 

そもそも、阪神は8月に高校野球の全国大会が開催されるため、ホーム甲子園が使えず終盤に失速していくのがお家芸のようになっている印象があります。 

 

シーズン終了後のオフには金本監督の退任から当時2軍監督だった矢野新監督の就任やオリックス・中日から西選手とガルシア選手を補強、外国人助っ人として、大谷翔平選手も所属するロサンゼルス・エンゼルス(LAA)からジェフリー・マルテ選手を補強。 他にも即戦力候補としてドラフトで近本選手を獲得したりと何かと球界を騒がせました。 巨人の大型補強に影を潜めがちですが...

 

そんな新生矢野タイガースが2019年に掲げたスローガンは「ぶち破れ! オレがヤル」です。

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スローガン通り、若手・ベテラン問わず気迫を見せたプレー等も見受けられ、前半を終えて、首位巨人と9.5ゲーム差と少し離され気味ですが2位の位置につけています。

 

しかし、2位と6位の差が8ゲーム差ということで、気を抜くとすぐに最下位転落ということも十分にあり得ます。 去年そうだったしね...

 

 

 

 

さて、そんなタイガースの2019年度の前半戦を打撃・守備の面から振り返っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

~打撃編~

 

 

開幕前の下馬評では、阪神というチームは投手力が高く、打撃力はリーグでも1、2を争う低さとして予想されていました。 が、予想よりも高い攻撃力を発揮できた前半戦となったのではないでしょうか。 開幕スタメンは、木浪選手・近本選手の1,2番コンビを抜擢しファンを驚かせましたが、そのオーダーも変化を見せ、今では

 

1番 近本選手  センター

2番 糸原選手  セカンド

3番 糸井選手  ライト

4番 大山選手  サード

5番 マルテ選手 ファースト

6番 梅野選手  キャッチャー

7番 高山選手  レフト

8番 木浪選手  ショート

9番 投手 

 

というオーダーに変わっていきました。

福留選手のケガがあり代役を任された高山選手が好調で、梅野選手も昨年より大きく打撃面でも成長し、今季はプロ野球史上70人目(確か)となるサイクルヒット(1試合でヒット、二塁打三塁打本塁打をすべて打つこと)も達成するなど穴がないオーダーだなと思います。 あの大谷選手も今季サイクルやってましたね

 

しかし、ネット上でもよく言われているのですが、このオーダー、というかこの人選はほぼ全員が打率2割5分~2割8分の6番バッターのような選手なので、爆発力に欠けます。 新人にして既に打線の核となっている近本選手も最近は不調気味で、あまり得点が取れません。 近本選手は今日から始まるオールスターにも出場するので、他球団のスター選手から様々な技術を盗んで後半戦躍動してくれたらと思います。

 

私が思う前半戦のMVPは恐らく近本選手ではないかなと思います。 また、後半戦のキーマンとなる(というかなってほしい)選手は大山選手です。 夏場に調子が上がる大山選手の打撃に期待したいところです。

 

 

 

 

 

~守備編~

 

さて、守備編と書きましたが、投手陣の結果も含めて振り返っていきたいと思います。

 

まず、投手陣。 オフに西選手とガルシア選手を獲得し、元々高かった投手力がより強大なものとなったことは間違いないでしょう。 と、言いたいところですが、ガルシア選手は開幕直後から不調で3試合連続7失点など、実力のすべてを発揮しきれていないように感じました。

 

一方の西選手は前半戦15試合に登板し、3勝7敗、防御率2.87と勝ちの数だけ見れば微妙ですが、QS率(7回を3失点以内に抑える確率)が80%と驚異の数字を残しています。

つまり、西選手が投げる試合は4点取ればだいたい勝てるのですが、その4点が遠いですね.. .相手もエース級投手をぶつけてくるので当然と言えば当然ですが 

 

他にも青柳選手や岩田選手、高橋選手など好成績の投手はたくさんいるのですが、勝てません。 勝てません。 勝てません。 

中継ぎ・抑えも盤石で、今季から新加入のピアース・ジョンソン投手(略称ぴーじぇー)をはじめ、藤川球児選手、ドリス選手、島本選手、守屋選手、能見選手と他をよせつけない盤石っぷりなのですが、勝てません。

 

なぜなのか、理由は一つです。 打てないからではありません。 エラーが多すぎるんです。

 

前半戦だけでの阪神のエラーの数は72です。 72ですよ? 消化した試合数が84なのでだいたい1試合に1つはエラーしている計算になります。 無償で一人ランナー出させてあげてるようなもんですよほんとに。 

ちなみにセ・リーグで一番エラーが多いのは阪神ですが、二番目はヤクルトで59、一番少ないチームでは28なんです。

まじでこれが異常すぎる。 後半に向けて改善すべき一番のポイントはここだと思います。 チーム防御率1位、チーム打率3位につけてるにもかかわらず首位と9.5差も開いてしまったこの原因をどう改善していくか、後半の阪神タイガースの見どころの一つでもあると思います。

 

MVPですが、前半ではジョンソン選手ではないでしょうか。 150キロ越えのストレートにスピードと落差のあるパワーカーブは後半でも他球団の壁として立ちはだかることでしょう。

 

余談ですが、MLB(メジャーリーグ)で今トレンドの球種がジョンソン選手の投げるようなカーブみたいですね。 一昔前はフォークだったのですが...

ファッションのように野球にも流行の戦法や球種があるので、本当に奥が深いなと思います。 

 

 

 

~まとめ~

 

さて、いかがだったでしょうか。 如何せん野球は小・中とやってただけの素人なので、それは違うだろって思うこともあるかと思いますが温かい目で見てくれると幸いです。 

この記事を読んで少しでも阪神や野球に興味を持っていただけたら幸いです。

今日(7月12日)の19時からオールスターゲームという、スター選手だけのドリームチームの試合があるので、野球見たことないって方はそれから見始めても面白いと思います。 

 

それでは、後半の阪神の躍動を祈ってこの記事を終わりたいと思います。

 

 

頑張れ!阪神!!!!!!