ハッピーキャンパスライフ

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【野球】オールスター2戦目の感想とか色々【阪神タイガース】

オールスター!大盛り上がりでしたね!!

 

一野球ファンとしては2戦とも見たかったのですが、1戦目は先約があったため観戦できず... 

しかし! 2戦目はしっかり見させていただきました! 阪神タイガースの本拠地甲子園での開催ということもあって、個人的にすごく楽しみでした。

 

雨が降りしきる中でしたが、各チームの代表選手のサービス精神あふれるプレイや本気のプレイなんかも散見され見ていてとても元気をもらえましたね!  一昨年のCSといい大事な試合で雨降るよな甲子園って...

 

 

さて、そんなオールスター第2戦目ですが、我らが阪神タイガースの選手たちがやってくれました! 後半戦への弾みにもなるような活躍だったので振り返っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

~オールスター振り返り(主に阪神の選手)~

 

やっぱり何といっても近本選手でしょう!

ルーキーながら、オールスターに選出され2戦目に1番センターで出場(守備位置は途中で変わりましたが)。 その打撃成績は、5打数5安打1本塁打2打点(サイクルヒットまで達成)。

 

はい。ほんとにすごいの一言。(語彙力...)

初回にまわってきた第一打席ではルーキーとして史上初の先頭打者ホームランを達成。 第二打席に一塁線を破る強烈なツーベースヒット。第三打席では、ライト前へのシングルヒットでサイクルヒットに王手とします。 そして迎えた第四打席、偉業達成への期待が高まる中での打席でショートの頭上を越えるツーベースヒット。 スリーベースならサイクル達成だっただけに、ヒットが出て嬉しい反面、ちょっぴり残念だったり...

 

そして7回に迎えた第五打席。 これがラストの打席だと、本人含め見ていた人全員がわかっていました。 すると、球場のファンからはパ・リーグの外野陣に向かって「もっと前で守れ」との野次があったとか。 そんなこともあり前進守備をしていた外野。

近本選手の打った打球は見事にその外野の頭を超える。 当たり的に誰もがツーベース止まりかと思いましたが、ショートの源田選手とサードの松田選手の粋な計らいにより三塁に到達。 公式戦ならば「二塁打+エラー」と記録されてもおかしくないですが、無事に三塁打の記録に。 晴れて(球場は雨ですが)サイクルヒット達成となりました。

 

 

それでいいのかという方もいるかと思いますが、それでいいんです。

 

公式戦ならば炎上間違いなしですが、これはオールスター。 スター選手による球宴です。 

ましてや近本選手自身も達成後のインタビューで「(達成できたのは)皆さんのおかげです。」という、謙虚なコメント。 スター相手に5安打してることは間違いないですからもう少し傲慢になってもいいところをこの謙虚さです。 

 

そして、これは私個人の意見ですが、外野が前進守備をしていたのは野次のおかげ(せい?)でもあり、この記録は現地で観戦していたファンと近本選手が一緒になって作り上げた大記録と言ってもよいのではないでしょうか。

 

 

また、阪神の選手の活躍と言って、忘れてはいけないのが原口選手の存在。 

プラスワンとして選出され今回のオールスターに出場していた原口選手ですが、1戦目には最終回に代打で登場して2ランホームラン。2戦目には第一打席で二夜連続のホームランなど見ていたファン全員を感動に包んだと思います。

 

原口選手と言えば、今年の1月末に大腸がんのために手術を行い、回復。 その後懸命にリハビリに励んで前半戦の終わりごろからチームに合流。 そして前半戦では代打で登場しサヨナラヒットを打ち、多くの感動を生んだ選手でもあります。

 

そんな選手がオールスターに参加し、ホームランを2本も打つというのはフィクション小説でもなかなか書けるものではありません。

 

打った後のインタビューで「野球をできることが当たり前ではないとわかった。 そのことを胸に子供達も勉強や運動に励んでもらいたい。」というコメントを聞いて、原口選手の人柄の良さが伺えたのと同時に、今大学に行ったり、こうしてブログを書けたりしていることが当たり前ではないんだということを改めて痛感しました。

 

 

 

多くの感動を興奮をくれたこの2選手を始め、大活躍だった阪神の選手にお疲れ様です後半戦も頑張ってくださいという言葉を残し、この記事の締めとしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神タイガース 2019年度シーズン 前半戦振り返り

2018年度、最下位に沈んだ阪神タイガース

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最下位になるのは17年ぶりだそうですね... もっとなってると思ってた...

 

昨年は天候の影響で試合がずれ込み、疲れもたまるシーズン終盤に過密スケジュールで試合を行っていかなければいけなかったり、なにより好調だったショート北条のケガなどが響き前半2位と善戦したにもかかわらず失速して最下位に沈んでしまいました。

 

そもそも、阪神は8月に高校野球の全国大会が開催されるため、ホーム甲子園が使えず終盤に失速していくのがお家芸のようになっている印象があります。 

 

シーズン終了後のオフには金本監督の退任から当時2軍監督だった矢野新監督の就任やオリックス・中日から西選手とガルシア選手を補強、外国人助っ人として、大谷翔平選手も所属するロサンゼルス・エンゼルス(LAA)からジェフリー・マルテ選手を補強。 他にも即戦力候補としてドラフトで近本選手を獲得したりと何かと球界を騒がせました。 巨人の大型補強に影を潜めがちですが...

 

そんな新生矢野タイガースが2019年に掲げたスローガンは「ぶち破れ! オレがヤル」です。

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スローガン通り、若手・ベテラン問わず気迫を見せたプレー等も見受けられ、前半を終えて、首位巨人と9.5ゲーム差と少し離され気味ですが2位の位置につけています。

 

しかし、2位と6位の差が8ゲーム差ということで、気を抜くとすぐに最下位転落ということも十分にあり得ます。 去年そうだったしね...

 

 

 

 

さて、そんなタイガースの2019年度の前半戦を打撃・守備の面から振り返っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

~打撃編~

 

 

開幕前の下馬評では、阪神というチームは投手力が高く、打撃力はリーグでも1、2を争う低さとして予想されていました。 が、予想よりも高い攻撃力を発揮できた前半戦となったのではないでしょうか。 開幕スタメンは、木浪選手・近本選手の1,2番コンビを抜擢しファンを驚かせましたが、そのオーダーも変化を見せ、今では

 

1番 近本選手  センター

2番 糸原選手  セカンド

3番 糸井選手  ライト

4番 大山選手  サード

5番 マルテ選手 ファースト

6番 梅野選手  キャッチャー

7番 高山選手  レフト

8番 木浪選手  ショート

9番 投手 

 

というオーダーに変わっていきました。

福留選手のケガがあり代役を任された高山選手が好調で、梅野選手も昨年より大きく打撃面でも成長し、今季はプロ野球史上70人目(確か)となるサイクルヒット(1試合でヒット、二塁打三塁打本塁打をすべて打つこと)も達成するなど穴がないオーダーだなと思います。 あの大谷選手も今季サイクルやってましたね

 

しかし、ネット上でもよく言われているのですが、このオーダー、というかこの人選はほぼ全員が打率2割5分~2割8分の6番バッターのような選手なので、爆発力に欠けます。 新人にして既に打線の核となっている近本選手も最近は不調気味で、あまり得点が取れません。 近本選手は今日から始まるオールスターにも出場するので、他球団のスター選手から様々な技術を盗んで後半戦躍動してくれたらと思います。

 

私が思う前半戦のMVPは恐らく近本選手ではないかなと思います。 また、後半戦のキーマンとなる(というかなってほしい)選手は大山選手です。 夏場に調子が上がる大山選手の打撃に期待したいところです。

 

 

 

 

 

~守備編~

 

さて、守備編と書きましたが、投手陣の結果も含めて振り返っていきたいと思います。

 

まず、投手陣。 オフに西選手とガルシア選手を獲得し、元々高かった投手力がより強大なものとなったことは間違いないでしょう。 と、言いたいところですが、ガルシア選手は開幕直後から不調で3試合連続7失点など、実力のすべてを発揮しきれていないように感じました。

 

一方の西選手は前半戦15試合に登板し、3勝7敗、防御率2.87と勝ちの数だけ見れば微妙ですが、QS率(7回を3失点以内に抑える確率)が80%と驚異の数字を残しています。

つまり、西選手が投げる試合は4点取ればだいたい勝てるのですが、その4点が遠いですね.. .相手もエース級投手をぶつけてくるので当然と言えば当然ですが 

 

他にも青柳選手や岩田選手、高橋選手など好成績の投手はたくさんいるのですが、勝てません。 勝てません。 勝てません。 

中継ぎ・抑えも盤石で、今季から新加入のピアース・ジョンソン投手(略称ぴーじぇー)をはじめ、藤川球児選手、ドリス選手、島本選手、守屋選手、能見選手と他をよせつけない盤石っぷりなのですが、勝てません。

 

なぜなのか、理由は一つです。 打てないからではありません。 エラーが多すぎるんです。

 

前半戦だけでの阪神のエラーの数は72です。 72ですよ? 消化した試合数が84なのでだいたい1試合に1つはエラーしている計算になります。 無償で一人ランナー出させてあげてるようなもんですよほんとに。 

ちなみにセ・リーグで一番エラーが多いのは阪神ですが、二番目はヤクルトで59、一番少ないチームでは28なんです。

まじでこれが異常すぎる。 後半に向けて改善すべき一番のポイントはここだと思います。 チーム防御率1位、チーム打率3位につけてるにもかかわらず首位と9.5差も開いてしまったこの原因をどう改善していくか、後半の阪神タイガースの見どころの一つでもあると思います。

 

MVPですが、前半ではジョンソン選手ではないでしょうか。 150キロ越えのストレートにスピードと落差のあるパワーカーブは後半でも他球団の壁として立ちはだかることでしょう。

 

余談ですが、MLB(メジャーリーグ)で今トレンドの球種がジョンソン選手の投げるようなカーブみたいですね。 一昔前はフォークだったのですが...

ファッションのように野球にも流行の戦法や球種があるので、本当に奥が深いなと思います。 

 

 

 

~まとめ~

 

さて、いかがだったでしょうか。 如何せん野球は小・中とやってただけの素人なので、それは違うだろって思うこともあるかと思いますが温かい目で見てくれると幸いです。 

この記事を読んで少しでも阪神や野球に興味を持っていただけたら幸いです。

今日(7月12日)の19時からオールスターゲームという、スター選手だけのドリームチームの試合があるので、野球見たことないって方はそれから見始めても面白いと思います。 

 

それでは、後半の阪神の躍動を祈ってこの記事を終わりたいと思います。

 

 

頑張れ!阪神!!!!!!